エコドライビングコンテスト

8月30日に三重県鈴鹿市で行われた、第5回全日本学生対抗チーム・マイナス6%エコドライビングコンテストの報告です。

8月29日

ーようこそ、鈴鹿へ。ー
高速道路を下りた部員たちを出迎えたのはなんともテンションの上がる看板だった。標識には鈴鹿サーキットの文字ー。
「来ちゃったよ、鈴鹿・・・。」岡山県内での活動がほとんどの我が部の部員は、久々の遠征&初の鈴鹿サーキットということでレンタカーの中でそわそわ、わさわさしていた。

 

とりあえず予約してあった古風な宿へ直行し、しばらくの休憩後サーキットの場所確認と夕食を済ませた後は再び宿で空いた時間を潰して、翌日の試合へ備えて就寝。


8月30日

朝6時起床、7時頃にサーキットへ到着。
午前中はドライバーズブリーフィングで試合内容・ルールの説明を受け、その後自動車関係者やレーシングドライバー、学生の対談を聞き、いよいよ午後から試合へ。


  

第1ステージ
ドライバー:木下、ナビゲーター:栢野
第1ステージはサーキットを1周し、交通教育センターで車庫入れ等を行うステージで、使用車両はトヨタ・プリウス。
ル・マン式スタートで始まったこの競技。フットブレーキの場所が解らずスタート時に手間取ったものの、元気にプリウスは発進した。
コースの周回を見届けた後はどうなったのか見えなかったが、数分後に無事にゴールすることができた。ピットスペースに帰って来た車の中には窓枠に片肘をついて運転するドライバーの姿が・・・。白いプリウスが一瞬真っ赤な180SXに見えたのは気のせいだろうか。
ゴール後、ドライバーはまさかのテレビ取材を受け、華々しく(?)メディアデビューも果たすことができた。

第2ステージ
ドライバー:野上、ナビゲーター:岡田
第2ステージはサーキットを5周し、コース外の外周路を周って帰って来るステージで、使用車両は日産・マーチ。
普段はでっかいCBを乗り回す彼だが、今日はサーキットでコンパクトカーを駆ることに。途中、車が固まっているところでつっかえたり、後ろの車がライトを点けてあおってきたりもしたが、まずまずの順位で無事走破。平均燃費もなかなかのものであり、その燃費は彼が普段乗っているバイクのそれを上回るという、嬉しいような悲しいような結果であった。

第3ステージ
ドライバー:宇都宮、ナビゲーター:前田
第3ステージはサーキットを7周する高速セクションで、使用車両はホンダ・インサイト。
普段お世辞にもエコカーとは言えない車に乗る彼は、最新のエコカーをどう乗り回すのだろうか。
スタートの時間になり颯爽とサーキットへ出て行ったゼッケン52番のインサイトは、途中でピットインして写真を撮るという粋なルールも順調にこなし、徐々にペースを上げながら周回を重ねていく。エコドラに関する部会で「鈴鹿走りてぇーーーーー」と連呼していた彼は鈴鹿サーキットを完全にエンジョイしているようだった。


全ステージ終了後、片付け・閉会式を終えて長くも熱い1日が過ぎて行った。
帰りは再びレンタカーに乗りこみ高速道路を岡山へ向けてひた走り、無事に岡大へ帰ることができた。
結果はとても自慢できるようなものではないが、試合の流れや競技ごとの特徴など、次年度へむけて得るものがあったと思う。
初参加ゆえにグダグダ感もあったが、充実した2日間だったのではないだろうか。


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