サーキット練習あれこれ


自動車部の醍醐味といえば、やはりサーキットでの走行・練習でしょう。私たち岡山大学自動車部は、主に岡山県北部の備北ハイランドサーキットで走行練習を行っています。
ここでは、今までの走行練習の様子、そこで起きた珍事を少しご紹介したいと思います。

部車のシビックを初めてサーキットを走ったのは2010年4月のことです。春休みの悪夢のような突貫工事によって作られた車体を期待半分不安半分で持ち込み、雨と霧の中を激走しました。思えばまだこの頃は車体に「502」のゼッケンも貼ってなかったんですねぇ。懐かし。

     


 この1年で何回かサーキットでの練習が行われたわけですが、やっぱりサーキットではいろいろと起きるわけで・・・。
その中でも特にインパクトがあったのはロードスターを持ち込んだ時でしょうか。
・・・当日、サーキットは貸し切り状態。こりゃ幸いとサーキット側の御厚意にあやかってサイドターンなぞの練習もしておりまして、部員のテンションも上昇気味。ひゃっほう。
が、走行開始わずか30分、ある2回生がやってくれました。スピン後にまさかの手放し。激しいスピンをした車はコース外にドンっと勢いよく着地しました。これは足回りが逝ったか!?と思われましたが、そこは国産車の強さですね。タイヤだけ履き換えて再び出走、再び皆タイヤをぎゃんぎゃんいわせながら元気に走りだし、タイム計測なども行われました。
しかーーし、またまた別の2回生がやってくれました。スピンを繰り返しながら走っていたある時、ボンッ!ガッ!ドスッゴスッ!!!・・・。ロードスターが土手を登りました。このまま飛んでいくのかと思った。土手の草が無かったらあわや横転。ドライバー(っていうか、これを書いている本人)曰く、「首が飛ぶかと思った。一瞬死ぬかと思った・・・。」とのこと。
 
ただ、ここまで派手なアクシデントはごくごく稀な例です。普段は安全に十分注意して練習をしています。


この1年でサーキット走行が特別な行事ではなく、普通の練習の一環として行われるようになったのは、部の進歩の一つだと思います。最近では練習をするたびに各部員が自分の課題を見つけて効率的な練習をし、技術向上の意識も高まってきたように思われます。

なんだかんだありますが、「やっぱりサーキットは楽しい!!!」この一言に尽きます。

  



もどる


inserted by FC2 system